2020年12月10日ターゲン・マカローナ コシャリ屋のもう一つのメニュー今やエジプト街角グルメと言えば必ず名前があがる「コシャリ」。 米にマカロニ、レンズ豆が混ざった、初めて食べる人には不思議な、でも慣れると違和感がなくなっていく、そんな料理です。 町にはコシャリ専門店があちこちにあり、しかも安い。安食堂の類が意外と少ないエジプトで、旅行者でも...
2020年11月12日【ウラジオストク】キタイスキーバザールと隅っこのウズベキスタン食堂ウラジオストクには大小多くの市場があり、現在に至るまで人々の生活に根付いていますが、有名なのは「キタイスキー市場」ではないでしょうか。 路面電車やバスを降りると、広い駐車場と巨大な建物。コンテナのような建物を並べたブースや、その間を埋めるようにテントの下で野菜やパンを売るお...
2020年9月20日【ウラジオストク】郊外のアゼルバイジャンウラジオストクの町を歩いていると、ロシア、というよりも中央アジアやコーカサスの食堂をよく見かけます。 ダントツで多いのはウズベキスタン人のお店なのですが、その周辺の国の料理も楽しめるのが国際都市ウラジオストクの魅力ではないでしょうか。 そんなウラジオストク、中心部から10キ...
2020年7月14日モロヘイヤの起源と中世のレシピ近年日本でもよく見かけるようになったモロヘイヤ。 濃い緑色とねばねばした食感が、いかにも栄養満点のようで、旬の夏には特にモリモリ食べたい野菜です。 エジプトではモロヘイヤは細かく刻んでチキンなどで取ったスープに溶かして食べ、シリアなどのシャーム地方では乾燥させたモロヘイヤを...
2020年6月29日アラブの基本ごはん「ルッズ・ビ・シャアリーヤ」アラブ・中東地域での主食は間違いなくパンなのですが、お米も日常的に食べられています。 モロヘイヤや煮込み料理に添えたり、エジプトの代表的料理「コシャリ」にもお米が使われるなど、日常には欠かせない食材です。 日本と同様に炊いて食べるのですが、違う点と言えば塩と油を入れて炊くこ...
2020年6月1日【レバノン】雑多な地区のスリランカ食堂つくづくレバノンという国は食事がおいしいと思う。 お気に入りのお店はいくつか(も)あるのですが、そして、この国を訪れるたびにそれらは増えていくのですが、基本的にはどこで食べても外れがないと思うのです。 しかしながら、短期の旅行であれば、連日のレバノン料理でもいいのですが、い...
2020年4月27日【レバノン】海沿いの小さな町の、小さなベーカリーレバノンには「フルン」という業態のお店が至る所にあります。 フルンとはアラビア語でオーブンといった意味。それが転じてマナーイーシュや、ファターイル、ラハム・ビ・アジーンといったおかずパンを売るお店のことを指します。 たいていは大きな窯が店内にあり、注文ごとに生地を伸ばして焼...
2020年4月13日アラブの定番 黄色いレンズ豆のスープアラブ・中東地域には、いろいろなスープがありますが、その中でもレンズ豆のスープは最も定番のスープではないでしょうか。 レンズ豆のスープと言うと、トルコが有名なのではないかと思います。 トルコを訪れると、何はともあれスープ。食堂ではパンとスープだけの簡単な食事をする人を頻繁に...
2020年4月6日【レバノン】日替わりランチが楽しめる老舗菓子店どこで何を食べてもおいしいレバノン。 このあたりの料理は、ひとまとめに「アラブ料理」と呼ばれることが多いですが、当然のことながらそれぞれの国や地域によってかなり異なることも多いのです。 そんなアラブ料理の中でもレバノンは一番の美食の国としても有名で、それぞれの国で美味しいも...
2020年3月25日混ぜるだけ!ブルグルとヨーグルトの「キシュケ・ハドラァ」アラブや中東地域には、「キシュク(キシュケ、キシュカetc…)」と呼ばれるものがあります。 広い地域で食べられており、それぞれの地域によって様々なので、これという定義は難しいのですが、大まかに言うと、乳製品と穀物を発酵させた食材、またはそれを用いた料理のことを指します。 多...