魅惑のにんにくクリーム「トゥーミーヤ」

最終更新: 9月21日


みんな大好きシャワルマやジューシーなローストチキンに、必ずといっていいほど付いてくる白いクリーム。マヨネーズのようなそうじゃないような。フライドポテトに付けて食べると、まさにやめられない、止まらない。完全に脇役のふりして、実は主役なのか!と思ってしまうあのクリーム。正体は、にんにく(トゥーム、スーム)のクリーム「トゥーミーヤ」でした!

ローストチキンの横に大量に盛られていたり、

チキンシャワルマの横(左下)にぼてっと盛られたり。

ちなみに、このようにシャワルマを輪切りにして皿に盛り付けたものを「シャワルマ・アラビー」と呼びます。

主にシリアなどでよく食べられますが、エジプトでもシリアのレストランが増えた影響なのかな、頻繁に見かけます。

作り方は何通りかあって、主に①マヨネーズを使う、②ヨーグルトを使う、③ジャガイモを使う、④コーンスターチを使う、の4通りかな。

それぞれを組み合わせて作ることもあります。

マヨネーズ法は、一般的なマヨネーズの作り方に、ピューレのにんにくを加える方法。白身だけ、または全卵を使うので、卵黄だけの日本のマヨネーズよりは白っぽくなります。市販のマヨネーズににんにくピューレを混ぜてもいいですが、日本のマヨネーズは酸味が強く味わいが独特なので、輸入もののマヨネーズを使う方がより本場っぽくなります。

コーンスターチ法は、お店でもよく使われている方法かもしれません。

水溶きコーンスターチを加熱して、とろみの素を作り、油で濃度を調整していきます。

生卵を使うものはちょっと抵抗ありませんか?私はあります。

エジプトに来て最初に割った卵が腐っていて、白身が青緑色をしていました。トラウマです。と言いつつ、卵は普通に食べているし、生卵を使ったマヨネーズやトゥーミーヤでお腹を壊したことは幸いありませんが。

とろみの素はコーンスターチでしっかり付いているので、普通のマヨネーズよりも油の使用量は少ないはず。カロリーがその分抑えられますね。

普通は水で作るのですが、実はこれだとちょっと味気ないのです。

お店でも、やけにぶるんとしたトゥーミーヤに遭遇することもしばしば。

やっぱり卵で作るのがいちばんおいしいよなぁ、なんて思うのですが、試しに牛乳で作ったら大成功!

チキンにポテトに、無限に食べられるにんにくクリーム。是非お試しを~。

材料  ぎりぎり作れる量 牛乳…120cc

コーンスターチ…大さじ 2

油…40~50cc

ニンニク…2 かけ

レモン汁…大さじ 1

塩…4g(小さじ 1 弱)

砂糖…小さじ 1

作り方

① 小鍋に牛乳とコーンスターチを入れ、完全に溶けるまで混ぜる。弱火にかけ、絶えずかき混ぜる。マヨ ネーズのようなとろみがついたら火から下ろし、あら熱を取る。

② ミキサーにニンニク、塩、レモン汁を入れ、ニンニクが細かくなるまでまわす。

③ ミキサーに①と砂糖を加え、滑らかなクリームになるまでまわす。固ければ水を少しずつ足す。

④ 少しずつ油を注ぐ。その都度よくまわし、分離しないようにする。

日本では片栗粉の方が手に入りやすいのですが、コーンスターチよりもとろみがつく力が強く、冷めると粘度が弱まるという違いがあるので、あまりおすすめできません。

ミキサーの大きさや性能によっては、にんにくが細かくなりづらいことがあります。あらかじめすりおろしておくとよいですね。


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