2020年12月10日ターゲン・マカローナ コシャリ屋のもう一つのメニュー今やエジプト街角グルメと言えば必ず名前があがる「コシャリ」。 米にマカロニ、レンズ豆が混ざった、初めて食べる人には不思議な、でも慣れると違和感がなくなっていく、そんな料理です。 町にはコシャリ専門店があちこちにあり、しかも安い。安食堂の類が意外と少ないエジプトで、旅行者でも...
2020年11月12日【ウラジオストク】キタイスキーバザールと隅っこのウズベキスタン食堂ウラジオストクには大小多くの市場があり、現在に至るまで人々の生活に根付いていますが、有名なのは「キタイスキー市場」ではないでしょうか。 路面電車やバスを降りると、広い駐車場と巨大な建物。コンテナのような建物を並べたブースや、その間を埋めるようにテントの下で野菜やパンを売るお...
2020年9月20日【ウラジオストク】郊外のアゼルバイジャンウラジオストクの町を歩いていると、ロシア、というよりも中央アジアやコーカサスの食堂をよく見かけます。 ダントツで多いのはウズベキスタン人のお店なのですが、その周辺の国の料理も楽しめるのが国際都市ウラジオストクの魅力ではないでしょうか。 そんなウラジオストク、中心部から10キ...
2020年6月1日【レバノン】雑多な地区のスリランカ食堂つくづくレバノンという国は食事がおいしいと思う。 お気に入りのお店はいくつか(も)あるのですが、そして、この国を訪れるたびにそれらは増えていくのですが、基本的にはどこで食べても外れがないと思うのです。 しかしながら、短期の旅行であれば、連日のレバノン料理でもいいのですが、い...
2020年4月27日【レバノン】海沿いの小さな町の、小さなベーカリーレバノンには「フルン」という業態のお店が至る所にあります。 フルンとはアラビア語でオーブンといった意味。それが転じてマナーイーシュや、ファターイル、ラハム・ビ・アジーンといったおかずパンを売るお店のことを指します。 たいていは大きな窯が店内にあり、注文ごとに生地を伸ばして焼...
2020年4月6日【レバノン】日替わりランチが楽しめる老舗菓子店どこで何を食べてもおいしいレバノン。 このあたりの料理は、ひとまとめに「アラブ料理」と呼ばれることが多いですが、当然のことながらそれぞれの国や地域によってかなり異なることも多いのです。 そんなアラブ料理の中でもレバノンは一番の美食の国としても有名で、それぞれの国で美味しいも...
2020年2月25日【ミラノ】路地を入る パスタだけのオステリアそのオステリアを見つけたのは、ほんの偶然でした。ランチをどこで食べようかと考えていたときに、なぜか目にとまって、そして、必ず行かなければ、と猛烈に惹かれたのがこのお店でした。 旅行中の食事は、できればピークの時間帯をはずしてお店を訪れることにしているので、この日もお店が始ま...
2020年1月9日【ウラジオストク】市場の中のウズベキスタン東京から飛行機で約3時間の近さのウラジオストク。巨大なロシアの東の端、シベリア鉄道の終着(始発)の駅がある、海沿いの町です。 旧ソ連の国にはこれまでにも結構行ったのだけれど、ロシアは実は今回が初めて。 旅行に出かけて、まず行きたい場所と聞かれたら、最初に思い浮かぶのが市場。...
2019年8月6日【カイロ】ジューシーな甘辛チキンと熱々ブロステッド シリア式チキンの名店カイロで食べることが好き!と公言する人で、このお店を知らないとなると、それはもぐりと言ってもよいのではないか。そんなだれもが絶賛するお店があります。 その名は「Rosto」。ローストと言ってしまいそうですが、ロストーです(過去には私もローストと書いていました…)。 本店は今...
2019年7月24日【カイロ】住宅街のパレスチナ料理店カイロには多くの飲食店がありますが、エジプト料理以外となるとぐっと数が減ってしまうのがエジプト。そんな中でもシリア料理店はもはや定番化したと言ってもよいぐらい、珍しいものではなくなりました。 今やシャワルマもエジプトタイプ(コッペパンなどに挟む)とシリアタイプ(薄焼きパンで...