おいしいものをわざわざ食べに行きたい!と思っても、そうそうわざわざはできないもの。
でも心配はいりません。なんと言っても大都会のカイロ。そこら中においしい店は転がっているのです。
カイロ中心部のタハリール広場から南へ一駅の「サード・ザグルール」。
ここは官庁街の一つとして政府機関が多く集まる地域です。しかし、さすがは?カイロ。住宅用のアパートも当たり前のように密集しており、さらにはスークもある、なかなか便利な場所なのです。
サード・ザグルール駅周辺はスークになっており、小規模の食料品店などが密集しています。そしてその間には小さな台やリヤカーなどに野菜やら雑貨やらを並べて売る人々。いわゆるスークは狭い範囲ですが、地下鉄に乗る前にちょっと買い物ができて、私もよく利用しています。
一見どこにでもある普通のスークなのですが、政府機関が密集している土地柄、働く女性を意識してか、下処理した野菜を売る人が多いのがここの特徴。
マハシー用にくり抜いた野菜、ざく切りにしたほうれん草やスイスチャード、小分けになったカリフラワー、煮込み用にセットになった野菜などなど。もちろんスーパーにも、そしてうちの近所の住宅地のスークでも、下処理済みの野菜は見かけますが、サード・ザグルールのスーク程ではない気がします。
話はそれましたが、そんなサード・ザグルールは法務省近くにある「マディーナレストラン」。臓物の鉄板炒めなどが楽しめるお店です。
テーブルは道路に並んでいますが、交通量もさほど多くないので、意外と気になりません。もちろん屋内にも席はありますよ。
メニューは臓物炒め、煮込みが中心です。
レバー、心臓、臓、睾丸、脊髄、そしてコフタ、スゴッ(ソーセージ)を単品またはミックスで。
まずは定番、サラダとタヒーナ、ピクルス。自動的に運ばれてきますが、これは有料ですよーと、メニューにも但し書きがあるので、どうしてもいらなかったら断ってもいいでしょう。
ごはんものは、ファッタにしました。
ファッタとはちぎったパンを使った料理で、国や地域によって様々な種類があるのですが、エジプトのファッタはパンにご飯、トマトソースを使ったタイプ。
ごはんの下にはこのようにちぎったパンがあります。
ダブル炭水化物なのですが、意外と違和感はありません。ちょっとしっとりしたパンがむっちりしてなかなかおいしい。
スゴッ(ソーセージ)250g。
ギュッとお肉の旨味と脂の旨味。濃いめの味付けなのでパンでつまんで食べるとちょうどよい。
コフタ250g。コロコロミートボール型です。
炭火焼きのコフタよりも脂っこく、ジャンキー。でもタヒーナとサラダと一緒に食べるとやめられなくなってしまうからおそろしい。
煮込みはテールにしました。
具はトッリー(野菜のごった煮)です。
グツグツ沸騰した状態でテーブルに運ばれてくるので、やけどに注意。
こちらは意外とあっさり目で、脂の層などはほとんどなく食べやすい。
肝心のテールはこちら。
食べきれずに持ち帰ったものです。
ブリンとしたテールがゴロゴロ。コラーゲンたっぷりです。
臓物がメインのお店なのですが、すいません…。臓物はちょっと苦手なもので。
心臓と睾丸は好きなのですが、この日は品切れでした。残念。
お店の系統としては超人気店プリンスに近いです。
炭火焼きケバーブではなく、ジュクジュク鉄板炒めで、ちょっと庶民的。
プリンスの方が料理に勢いがある気がしますが、こちらもなかなかのもの。
何しろ場所がめちゃくちゃ便利なのです(私の行動範囲で、ですが)。
食べている間にもテイクアウェイの人がひっきりなしに来ていました。
そうだ、今度はサンドイッチにしてもらおう。脊髄のサンドイッチなんて、カイロらしいじゃないですか!
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