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【ポーランド】華やかな民族衣装 聖体祭の一日

更新日:2020年9月23日


聖体祭または聖体の祝日は、聖体拝領にちなんだキリスト教カトリックの祝日です。

復活祭から50日目の日曜日の次の木曜日で、2018年は5月31日でした。

ポーランドでは、この日は全国各地で民族衣装などを着て地域のマリア像やキリスト像などをまわる行列が出ます。

首都ワルシャワから近い「ウォヴィチ」は色鮮やかな民族衣装と大規模な行列で、ポーランド国内外から多くの見物客がやってきます。この町はポーランドの代表的なお土産の切り絵が有名なんですって。

町の中心の広場では、ステージやでみせが。

10時過ぎに到着しましたが、まだ準備中のブースがあったり、それほど混雑していません。

糸で束ねられたパンがあちこちで売られていました。

日差しが強く、アイスクリームを食べながらウロウロ、何となく人の流れについて行くと…。

小さなステージが始まっていました。

行列がやってきました。

ボリュームのあるスカートがかわいい。

手の込んだ刺繍に見とれてしまいます。

女性だけでなく男性の衣装も鮮やか。

子供達が花びらを撒きながら歩いて行きます。

行列から少し外れたら、縁日のような出店がずらーっと。

ポーランド名物のスモークチーズ「オスツィペック」。ポーランド南部の避暑地「ザコパネ」発祥で、伝統的には羊や山羊のミルクから作られる少しクセのあるチーズですが、最近は牛のミルクから作られたマイルドな物も一般的になってきたとか。

グリルして、熱々にジャムを付けて食べるとおいしい。

ひとつずつ売っているので、つまみやすい。

そうそう、ポーランドではラズベリーなどのシロップをビールに入れて飲むのも一般的みたい。

この辺の国っぽい、ででーんとしたソーセージやら何やら。こういうの、たのしい。冷たいビールによく合います。

レトロな瓶の飲み物は「オレンジソーダ」。複数のメーカーが出している、ポーランドの定番ドリンクのようです。

ひととおり町を見て、今夜の宿泊地「クラフク」へ向けて出発です。

途中の田舎道では、キリストやマリア像を頻繁に見かけます。

小腹が空いて立ち寄った町「ジャルヌフ」は外国人観光客など無縁(だと思う)の、小さな小さな町。

町の中心ですが、のどかな景色。

この日はほとんどのお店、レストランが閉まっており、唯一開いていた食料品店に飛び込んで…。

イチゴのムースと

クリームたっぷりのシュークリームのようなお菓子を購入しました。

おいしそう?

それが…。

全然おいしくない。

うん、レジでお菓子を手渡された時から、しまった、と、うすうす感じていましたが。

イチゴムースは、おもっ!ずっしり重量感があり、かじると人工的な風味と、コンニャクのような食感。

逆にシュークリームは、かるっ!クリームは、なんて言うの、ああいうの。安い人工クリームが乾燥した感じ。メレンゲではありません。あー、あれ、駄菓子のヨーグルの乾燥版っぽい。

うむむ、ポーランド菓子、結構おいしくて、完全に油断していました。

気を取り直して、こんな小さな町ですが、教会がすこぶる立派なのはさすが。

ちょうど聖体祭の行事が始まるところで、多くの人が訪れていました。

クラフクまでの道のり、多くの村や町で行列が行われているのに遭遇しました。

「ウォヴィチ」の行列は規模が大きく、見応えがあるのですが、せっかくのレンタカー、このような小さな行列を見てまわるのもよかったなぁ、と思うのでした。


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