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旬のそら豆で!ニンニクとパクチーでやめられない美味しさ「フール・ムカッラー」

更新日:2020年9月21日


フールムカッラー

寒い冬が終わり、春めいた暖かな日が続くようになると、一気に市場の野菜が青々と輝く楽しい時期の到来です。

4月から5月あたりに旬を迎えるソラマメは、さや付きのままどっさりと荷台に積まれ、ビニール袋にパンパンに入ったソラマメを持つおばちゃん達で市場周辺は賑わいます。

日本だと、さやごとグリルしたほくほくのソラマメ、いやいや、茹でたての絶妙な塩加減のソラマメをビールと一緒に…。初夏のこの上ない楽しみですね!

エジプトではなんと、フール・ヘラーティーと言って、生でポリポリ食べることもあるんです。(以前のブログ)

中東にはこのソラマメの他、ヒヨコマメやアーモンド、プラム、ピスタチオなど、実が熟す前の物を生でそのまま食べることが結構あります。

ちょっと青臭いけど、これぞ春の味覚!なんだとか。

瑞々しい旬のそら豆を料理に使うこともありますよ。ごはんと一緒に炊き込んだり、おなじみトマト煮込みにしたり。

この「フール・ムカッラー」は主にシリアなどでよく食べられています。

とは言っても、どこにでもあるような単純な作り方なので、もちろんエジプトでも。

でも、ムカッラーという言葉がシャームっぽい、かな。

たっぷりのオリーブオイルで、皮まで柔らかくなるまで炒め煮にするのでそのままパクパク食べられます。

最後にこれまたたっぷりのニンニクとパクチーを加えてさっと火を通したら完成!

温かいままでも冷やしてもおいしいですよ。

材料 ソラマメ…500g

パクチー…30g~40g(もしくはそれ以上)

ニンニク…3~4 かけ

オリーブオイル…50cc

塩…小さじ 0.5

作り方 ① 鍋にオリーブオイルを熱し、ソラマメを加える。全体に油がまわったら、水をひたひたぐらいに注ぐ。塩を加え、皮まで柔らかくなるまで煮込む(20 分~)。

ソラマメが柔らかくなるまで茹でる

② ニンニクは塩(分量外)と共にすりつぶし、ピューレ状にする。パクチーはみじん切りにする。

③ 鍋にニンニク、パクチーを加える。軽く混ぜ2~3 分加熱する。

パクチーとニンニクを加える

ニンニクとパクチーはフライドポテトにも合いますよ!

揚げたてのポテトをニンニク&パクチーの入ったボールにどさっと入れて、余熱でささっと混ぜ合わせます。

もちろんビールのお供に!


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