2020年4月6日【レバノン】日替わりランチが楽しめる老舗菓子店どこで何を食べてもおいしいレバノン。 このあたりの料理は、ひとまとめに「アラブ料理」と呼ばれることが多いですが、当然のことながらそれぞれの国や地域によってかなり異なることも多いのです。 そんなアラブ料理の中でもレバノンは一番の美食の国としても有名で、それぞれの国で美味しいも...
2020年3月25日混ぜるだけ!ブルグルとヨーグルトの「キシュケ・ハドラァ」アラブや中東地域には、「キシュク(キシュケ、キシュカetc…)」と呼ばれるものがあります。 広い地域で食べられており、それぞれの地域によって様々なので、これという定義は難しいのですが、大まかに言うと、乳製品と穀物を発酵させた食材、またはそれを用いた料理のことを指します。...
2020年2月25日【ミラノ】路地を入る パスタだけのオステリアそのオステリアを見つけたのは、ほんの偶然でした。ランチをどこで食べようかと考えていたときに、なぜか目にとまって、そして、必ず行かなければ、と猛烈に惹かれたのがこのお店でした。 旅行中の食事は、できればピークの時間帯をはずしてお店を訪れることにしているので、この日もお店が始ま...
2020年2月9日【イエメン料理】グツグツ「サルタ」とフワフワほろ苦ソース「ヘルバ」イエメンには行ったことがないのですが、カイロにはイエメン料理レストランが多く、手頃な値段でボリュームのあるおいしい食事ができるので、頻繁に足を運んでいました。 カイロのイエメン料理店の記事→【カイロ】イエメン料理店でしっとりマンディー...
2020年2月6日エジプトの冬の軽食「ホンモス・シャーム」エジプトと言えば、年中暑いイメージがあるかもしれませんが、実は冬はコートや暖房が必要なくらい寒くなります。 そんな冷え込んだエジプトの冬に食べたくなるのが「ホンモス・シャーム」。「ハラベッサ」とも呼ばれるこの料理、ひよこ豆を茹でて、クミンやレモン汁などで味付けしたシンプルな...
2020年1月9日【ウラジオストク】市場の中のウズベキスタン東京から飛行機で約3時間の近さのウラジオストク。巨大なロシアの東の端、シベリア鉄道の終着(始発)の駅がある、海沿いの町です。 旧ソ連の国にはこれまでにも結構行ったのだけれど、ロシアは実は今回が初めて。 旅行に出かけて、まず行きたい場所と聞かれたら、最初に思い浮かぶのが市場。...
2019年12月8日【リビア料理】ジューシーなひき肉と玉子の料理 リビア人に教わる「キーミヤ」おいしくて簡単、エジプトとお隣だけど、ちょっと違うリビア料理。 今回ベンガジ出身のリビア人アーミナさんに教えてもらうのは、「キーミヤ」(キーマとも)。 炒めたひき肉に玉子を落とした、誰もが大好きな料理です。 朝食に、メインの付け合わせに、そしてラマダンにはスープとブリーク(...
2019年12月2日「オルアース」はエジプトの冬の味 タロイモとスイスチャードの煮込み年中日差しが強くて暑いイメージのあるエジプトですが、実は冬はコートや暖房が必要なぐらい寒くなるのです。 そんな、寒い冬に食べたくなる料理の一つが「オルアース」。 オルアースとはタロイモのことで、無骨で巨大ないもがスークで山積みで売られています。...
2019年9月19日マクドゥースは冬の味 なすとくるみのオイル漬け夏の暑さが和らぐ頃、シリアやレバノンなど、シャーム地方の家庭では「マクドゥース」の仕込みが始まります。 マクドゥースとは、茹でたナスにパプリカペーストやクルミを挟み、オイルに漬けた保存食。日が経つにつれ酸味が増し、ちょっと通の味になります。...
2019年8月19日エジプトの基本モロヘイヤエジプト料理で代表的な物を挙げるとすれば、絶対に外せないのがモロヘイヤ。 もうすっかり日本でもおなじみのモロヘイヤ、エジプト原産で、ちょっと粘りけのある野菜です。 シリアでは乾燥したモロヘイヤを煮浸しのようにして食べますが、エジプトでは細かく刻んでスープでのばして食べます。...