温かいヨーグルトはツウの味!シシバラク

最終更新: 9月21日


シシバラクは水餃子のヨーグルト煮。

こう言うと、ゲゲ、それ美味しいの?と思う人も多いのではないかと思います。

ヨーグルトを料理に使う、しかも温かい、と聞くとなんとなく抵抗してしまうもの。

実は私も、10年ほど前にシリアでその「温かいヨーグルト料理」を初めて食べた時には、未知の味すぎて半分も食べられず、残してしまった記憶があります。

しかし、料理にヨーグルトを使用する地域は意外と広く、サラダにマヨネーズのように使ったり、トマト煮込みやご飯にかけて食べたりと、使用方法も様々です(ですが、エジプトでは料理にヨーグルトはあまり使われません)。

そして、餃子、すなわち小麦粉の生地で具を包んで蒸したり茹でたりした料理も、中央アジアや旧ロシア圏、中東各地などでよく食べられています。形や味付けは各地域で異なりますが、トルコやアルメニア辺りの「マンティー」「マントゥ」などが有名ですね。

2年半のシリア生活で鍛えられ?今ではすっかりヨーグルト料理が大好きになりました(スパゲッティーのヨーグルトがけ以外)。その中でも、餃子入りの「シシバラク」は特に好きなんです。

さっぱりでもコクのあるヨーグルトソースに、モチッとした生地、挽肉のスパイスがびしっとやってくる。なんだか外国の味です(ヨーロッパではない)。

簡単な手順は餃子を作ってオーブンで軽く焼き、温めたヨーグルトに入れ、ニンニクとパクチーを油で炒め、じゅじゅっと加えるだけ。

トルコのマンティー程小さく作る必要がなく、餃子作りに慣れている日本人なら、そんなに難しくないはず。

ヨーグルトソースはほぼ温めるだけで、ベシャメルソースのようにダマになるかも…といった心配もありません。

皮は市販の餃子の皮でもできそうですね。

材料 3人分

生地  

小麦粉… 250g

水…140g

塩…少々

中身  (餃子の大きさ等にもよりますが、少し余るくらいの量です)

挽肉…300g

玉ねぎ…小さめ1個(100g)

ニンニク …1かけ

シナモン…小0.5

クミン…小0.5

ミックススパイス…小1

塩、こしょう

ソース 

ヨーグルト…1kg

コーンスターチ…大2

ニンニク…4片

パクチー…ひとつかみ

油(オリーブオイル、澄ましバター)…大4

作り方

①生地の材料をよくこね、なめらかになったらラップをして30分休ませる。

②挽肉、玉ねぎのみじん切りを油で炒め、塩、こしょう、スパイス類で味を調える。

③生地を麺棒で延ばし、直径6~7㎝ぐらいの丸形でくり抜く。

④挽肉を生地で包む。半分に折り、縁をしっかりつまんで閉じ、両端をくっつける。

⑤オーブントレイに並べ、180度に予熱したオーブンに入れる。表面が乾いて、薄く色が付くまで焼く。

⑦鍋にヨーグルト、水溶きコーンスターチを入れ、かき混ぜながら加熱する。塩で味を調え、沸いたら餃子を入れ、5分ぐらい煮る。

⑧小さいフライパンにニンニク、パクチーのみじん切り、油を入れ、ゆっくり加熱する。香りが立ったら、ヨーグルトの鍋に入れ、軽く混ぜる。

餃子をオーブンで焼かずに、直接ヨーグルトソースに入れる方法もあります。

その場合はソースに水を加え、少しゆるめの状態で入れてください。

ヨーグルトソースのとろみは卵でつける方法も一般的です。

もっと簡単!ヨーグルトを直接かけた料理は「タタルバラク」と呼ばれます。

油を少し加えたお湯で餃子を茹で、ニンニクピューレと塩で味を調えたヨーグルトをかけます。油をフライパンで熱して、ヨーグルトの上にまわしかけます。

写真は、ニンニクとドライコリアンダーシードを油で炒めた物をかけ、仕上げにドライミント、パプリカを一振り。私はいつもこの食べ方です。


​おすすめ記事

© 2016 アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間