【カイロ】エジプトの喫茶店事情!アラブ菓子がつまめる地元のカフェ


お菓子屋さんに入ると、目移りしてしまいそうな豊富な種類のアラブ菓子が並び、一つずつ試してみたいな、なんて思うのですが、残念ながらお茶と一緒にお菓子が楽しめる喫茶店やカフェはあまり多くありません。

お菓子屋さんに喫茶スペースがあるところは少なく、基本的にはアラブ菓子はキロ単位(250グラムぐらいから買えます)で購入する習慣で、一つ、とかでは買わないのが一般的です。

町には喫茶店(マクハー、アホワ)自体は多いのですが、その多くは男性がのお客が主で、女性は少々入りづらいもの。

そのため、地域によっては休憩する場所を探すのに一苦労することもおります。

繁華街には、伝統的なマクハーでも女性や若い人なども利用しているお店もあり、さらに最近はおしゃれな“アホワ・バラディー”なんかも登場しているので、こういったお店では女性も問題ないでしょう。

もちろん、おじさんばかりの“アホワ・バラディー”に、女性が入ってはいけないということはありません。しかし、オープンな雰囲気のエジプトですが、実はかなり保守的な社会。

「(初めての)マクハーに入るときは、自分が入っても大丈夫か何となく気にする」なんて言っているエジプト人男性もいるほど。

「私はぜーんぜんそんなの気にしない~、ガンガン入る~」、というのもいいですが、“私”が気にしていなくても、周りが気にしている場合も多いので、そこら辺は。

日本とはちょっと違うカイロの喫茶店事情ですが、ここ十数年で、ずいぶん変ったようです。そもそも女性が喫茶店に入る習慣はありませんでしたが、スターバックスコスタなどのおしゃれカフェができ、気軽に入れるきれいなお店が増えたのも事実。

経済力や生活習慣などの違いで、全く異なる暮らしがあるエジプト。そのため「エジプト人女性は喫茶店を利用するようになりました」とは一概には言えませんが、それでもエジプトの町の風景や商売のあり方がほんの少し変化したのは間違いなさそうです。

話はそれましたが、休憩がてらコーヒーとアラブ菓子を楽しめるお店は、先述の通り多くはありません。しかしながら、例えばカイロ中心部のダウンタウンにはこんなお店があります。

La Poire」はカイロを中心にエジプトの主要都市で展開しているお菓子屋です。

アラブ菓子はもちろん、洋菓子などもありますよ。

他のお菓子屋と比べてパッケージなどのデザインがかわいいのです。

ダウンタウンのAbd El-Khalik Tharwat通りにある店舗は2階に明るいカフェが併設されています。

座席は広く、窓際の席からは通りが見渡せるので、町の観察にはもってこい。

メニューはサンドイッチやパスタなどの食事もあります。

アラブ菓子盛り合わせは、一種類ずつお菓子が楽しめますよ。

La Poireから歩いて2分ほどの場所にあるのが「Etoile」。

カイロに数店舗ありますが、ここはオープンして間もないので、めちゃくちゃきれい。

カフェは2階です。

生菓子も食べられます。

こちらはマンゴークナーファ。

サハラブ・ワ・ファワーキハ(フルーツサハラブ)は、初めて見かけたので注文してみましたが…。

これはちょっと失敗。

サハラブとは、植物の根を乾燥させた物でとろみを付けた飲み物で、冬によく登場します。

熱いサハラブの下にはジュース屋で見かけるようなマンゴーやイチゴの冷たいピューレ。

かき混ぜるとどんよりぬるくなり、見た目もちょっと…。

と言うわけで、サハラブは普通に飲むべし、ということがわかりました。

ちなみにこのEtoileは、地下鉄「ナーセル」駅近くに本店があります。

こちらにもカフェスペースがありますよ。

Etoileから南に歩き、マクドナルドの向かいにあるのが「Simonds」。

ナイル川中州のザマーレクにも店舗があります。

あまり広くはありませんが、奥にカフェスペースがあります。

外観はちょっと古めかしい雰囲気ですが、中はピカッとしてスタイリッシュ。洋菓子もおいしそう。

もちろんアラブ菓子も。

お店もきれい、そして立派なメニューを開くと、思いもよらず中のページがビリビリで、若干動揺しましたが…。ちなみにスイーツの欄には、ケーキ、ルッズ・ビ・ラバン(お米のミルクプリン)、ウンム・アリー(生地を牛乳に浸してオーブンで焼いたもの)、アラブ菓子の盛り合わせがありました。アラブ菓子は選ぶ物によって値段が変るようです。食べたい物だけ選べるチャンス。

アラブ菓子はないけど、もっと庶民的なお店だと、ここなんか入りやすい。

「Zahret Al Bostan」。有名なCafé Richeの裏手にあります。

入る、と言うよりは、青空カフェで、適当に座っていれば注文を取りに来てくれます。

ある物は、飲み物と水タバコぐらい。

こういう食べ物を置いていない喫茶店では、持ち込みが可能で、近くで買ってきたサンドイッチやコシャリなどを食べている人もいます。

当たり前ですが飲み物は注文しましょう。

カイロの町歩き、お気に入りの喫茶店があるともっと楽しくなりますよ!

こちらもどうぞ→「実はこんなにある!エジプトのお茶の種類

#バクラワ #コーヒー #カイロ

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