【ジョージア】食べ納め!にふさわしいトビリシのレストラン


おいしいものをあれこれ食べたジョージアの旅もそろそろ終盤。

最後は首都トビリシで、悔いなく食べ納めをしなくては。

田舎を車でまわっている時から、トビリシに戻ったら行きたいなぁ、と思っていたお店があるのです。

Tabla Saloon」。実は4年前の初めてのジョージア旅行で訪れて、あまりにもおいしくて、お店も素敵で、2回も行ってしまったお店なのです。

場所はトビリシ西部。この辺りはちょっとおしゃれなエリアなのかな。

市場のあたりとは雰囲気は異なりますが、ブラブラ歩いて本屋やら、雑貨屋やらに入るのが楽しい。トビリシのもう一つの日常が垣間見える気がします。

お店はメインの通りに面した重厚なドアが目印。

1階はカジュアルな雰囲気、2階は確か少しフォーマルな趣です。もちろん、同じ料理が食べられますよ。

まずは、ハーブの盛り合わせ。これが、ちょっと味が濃い肉料理に合うんです。

タラゴンはエジプトではほとんど見かけないので、ここぞとばかりにむしゃむしゃ。ちょっとすっとする、タラゴンの味としか言いようのない独特の味。

ヨーグルトのスープ。温かく、しっかりした出汁、ほのかに感じるヨーグルトの酸味。トルコのヨーグルトスープ「ヤイラ・チョルバス」だと、ドライミントを振りかける場合が多いけど、ジョージアはディルなのかな。爽やかだけど温かい、優しいスープです。

マッシュルームのオーブン焼き。マッシュルームを口に入れると、ジュワッとスープが染み出す、たまらなくおいしいやつ。トレイにこぼれ落ちたスープはパンに染みこませて。

スルグニチーズという、モッツァレラチーズに似たジョージアのチーズを上にのせたものもあります。

別のお店でチーズのせを食べましたが、どちらかというと私はプレーンが好きかな。

この素焼きのトレイは「ketsi」と呼ばれており、イメレティ地方のシュロシャ村の特産なのだそう。私はこのトレイではなく、蓋付きの壺を買いました。

ヒンカリと並ぶ程のおいしいジョージア料理だと個人的に思っている「シェケメルリ」。

チキンのガーリックミルクがけ。これが、もうやめられない止まらない、を超えた、衝撃的なパンチ力なのです。

主な材料はチキン、牛乳、ニンニク、以上。

チキンはあらかじめこんがり焼き、ぶつ切りにしてトレイに並べます。牛乳を温め、すりおろしニンニクを加え、チキンにかけ、オーブンで焼く。以上。

すこぶるシンプルなのに、あまりのおいしさに一瞬めまいがするほど。

今回の旅行でも3回は食べたはず。お店によっては牛乳にクリームが入っているのか、ソースに濃度がついて、チキンにより絡みやすくなっていたりしましたが、どこも抜群に旨い。

ところで、期間の限られた旅行だと、同じ物を数回食べるべきか、いろいろな種類の物を食べるべきか迷いませんか。お腹の容量には限りがあるので、毎回すごく悩みます。いろいろな物に挑戦して、新しい料理を発見したい一方で、一度しか食べたことがないと、その料理を知った事にはならないと思うのです。一度しか食べなかった物は、あくまでもそこの味。たった一度だけで「この料理はこういう料理」と思ってしまうのは時期尚早だと思うのです。

そんなことを考えながら、食べたことのない料理を試す機会を差し置いてもシェケメルリを選び、シェケメルリの全体像を構築しようと丹念に味わったのでした。

ビールのグラスがジョージア文字入りでかわいい。

知らない文字はなんかいいな。

このお店は、ワインの種類が豊富で、グラスでも頼める銘柄が多いです。

気に入ったら買って帰ることもできますよ。

デザートはジャムとフライドヘーゼルナッツを添えたアイスクリーム。

ジャムはイチゴの実がごろんと。ヘーゼルナッツはキャラメリゼのような、カリッとした甘さとサクサクした食感。最後まで抜かりなし。

お値段はジョージアの感覚からすると、少し高めです。でもでも、間違いなくおいしい。住んでいたら通ってしまうな。

夜はジョージア人に人気の「Mravalzhamieri」に行ってみました。

クラ川沿いにある、宴会場や個室などが備わる規模の大きいレストランです。

川沿いにはこのお店の他にも、似たような規模のお店が何軒かあり、場所は失念してしまいましたが、前回の旅行の際も、ホテルの人のオススメレストランの一つがこのようなレストランだった記憶があります。

ジョージアのレストランの形態の一つなのでしょうか。

お店に入ると、テーマパークのような案内図が。

人数を告げると案内してもらえます。

お店全体が大きな庭のような作りです。

ヒンカリ作りの様子も見ることができます。

生地をのばして…

奥の女性が餡を包みます。

手早くきっちり、美しいヒンカリがあっという間にできます。

反物のような生地。ここまで滑らかにしておくのが、つるんとしたヒンカリの秘訣なのでしょうか。

ジョージアのソーセージ「クパティ」。むっちりした皮と、粗挽きの詰め物がボリューム満点。味付けはかなりしっかりしているので、パンと一緒に食べるとちょうどよい。

チキンのタケマリソース。タケマリとは、プラムのことで、ジョージアの料理によく使われます。赤、黄、緑の3種類あるみたい。

ジューシーなチキンに、甘酸っぱいタケマリソースが絡んで、こちらもパンに手が伸びてしまいます。

おいしい料理とワインで、夜は更けていきます。

そうそう、タラゴンは飲み物にもなっているんです。

甘い炭酸にほんのりタラゴン味。なかなかおいしい。

ポテトチップスもタラゴン味。味の方は…タラゴンはどこに行った?という感想です。

左のフレーバーはアジカという、唐辛子ペースト。タケマリソースと並んで、こちらもジョージアでは欠かせない調味料です。お土産に一瓶。ジョージア料理以外にも使えて重宝しています。

10日間のジョージアの旅もこれで終わり。

大きなハチャプリも食べ納め。

これからアルメニアはエレバンをめざして出発です。

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#ビール #ニンニク #チキン

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