【ジョージア】イスラム教徒の村 パンキシ渓谷で優しい料理

更新日:2020年9月23日


ヒンカリを教わり、国境を堪能し、本日めざすのは「パンキシ渓谷」。

ジョージアは、国民のほとんどがキリスト教徒ですが、パンキシ渓谷の住人はほとんどがチェチェン人(キスト人)イスラム教徒、ジョージアの中でもかなり変わった地域なのです。

19世紀にチェチェンから逃れてきた人々が村を形成していきますが、チェチェン紛争 時には武装勢力の存在が指摘され、ロシアからの空爆、ジョージアの治安部隊による掃討作戦が実施されるなど、混乱を極めました。

その後、落ち着きを取り戻したかと思われた矢先、イスラム国の重要な指導者のひとり「アブー・オマル・シーシャーニー」がこのパンキシ渓谷の出身者であることが発覚。更にこの地から少なくとも数十人はイスラム国に加わるためにシリアに渡った、など、なかなか一筋縄ではいかない場所のようです。

と、パンキシ渓谷の説明はこれくらいにして、早速出発です。

途中、通りかかったワイナリー「Javakhishvilis Cellar」に寄り道。

なんと、今年できたばかりのワイナリーなんだとか。

こちらもジョージア製法、欧州製法、両方作っているそうです。

この時期はブドウの収穫シーズン。

お、なにやら近くに湖があるみたい。

クヴァレリ近くのイリア湖。

ジョージアは本当に自然がすごい。

道路に牛や羊がいるのにはもう慣れましたが、どうしょうもない巻き込まれ方をすることも。

全然前に進めません。お~い、ちょっとどいて~。

クラクションを鳴らしても、迷惑そうな顔で見てきたり。いや、こっちですから。その顔をしたいのは。

日常的に家畜がウロウロしていると、たまには車でぶつけたり、けがをさせたりすることもあるはずですが、こういうときはやっぱり警察を呼ぶのでしょうか。

牛の大群で、ちょっとした渋滞になっていたときなどは、おまわりさんが牛に石を投げて追い払っていました。たまたま警察がそこにいたのか、誰かが呼んだのかわかりませんが、警察とて、牛を端によけさせる術などあるわけもなく。牛も別におまわりなど怖くない。う~ん、でも確かに自分で牛に石を投げるのは飼い主とトラブルになりそうで、やっぱりひどいときは警察を呼ぶのかな。救急車で運ばれているときに牛の団体に出くわしたらいやだなぁ、なんて考えていると、どうにか脱出できました。

山の上にあるネクレシ修道院に寄ったり。

どこまでも見渡せる修道院からの眺め。

コーカサス山脈沿いをどこまでも走ります。

お昼ごはんは、食堂に寄りましょう。

おじいさんとおばあさん、2人で切り盛りする小さなお店。

ジョージア語がさっぱりな我々を見かねて、厨房で直接選ぶことに。

おばあちゃんはハチャプリを作っていました。

静かな厨房。

「ハルチョ」は、ホロホロのお肉にちょっぴりお米が入ったボリュームのある具だくさんスープ。濃厚なトマトシチューのようだけど、どことなくさっぱりしているのはタケマリ(プラム)のおかげなのかな。

むっちりパンに合わせればこれだけで満腹なのです。

ごちそうさまでした!

レンタカーだと、ちょっと気になった場所に寄れるのが楽しい。

そうしている内に、車はパンキシ渓谷に入って行きます。

今までよりも山がグワッと迫ってくるような、そんな風景の中を進みます。

実はパンキシ渓谷はトレッキングや乗馬などが楽しめるスポットとしても有名なのです。

ゲストハウスも何軒かありますよ。